変形性膝関節症を予防する靴「アサヒメディカルウォーク」
これは、靴メーカーの「アサヒコーポレーション」が九州(福岡県)の「日高整形外科医院」「九州大学」との協力を得て、膝のトラブルを予防しながら快適な歩行をサポートする新しい靴機能の開発に着手し、日本人に多い変形性膝関節症の発症メカニズムから予防の研究はもちろん、さまざまな臨床試験や新機能装着時の膝の動きを計測するなど科学的な検証を積み重ね、開発者の熱い思いのもとSHM機能を誕生させたものです。
*SHM(Screw Home Movement)=スクリューホームムーブメントは医学用語で、ひざの正常な回旋運動のこと。
☆正常なひざ関節の動きとは☆
正常な歩行では、踵が地面に着く時ひざ下(頚骨)が外側に回旋して、ひざ関節への負担を軽くしています。加齢などで膝の働きが衰えると、関節の軟骨が磨耗しやすくなり、変形性膝関節症を発症するばあいがあります。
@ひざ関節を守る理想的な歩行を実現。
踵部に設置されたスクリュー構造が、☆着地時の体重圧でたわみ、踏み込んでいくと、踵を中心につま先がやや外へと回旋。ひざ関節の動きをコントロールして安定感のある、膝にやさしい歩き方へ導きます。
Aひざへの衝撃を分散吸収
踵の衝撃が直接ひざに伝わることみ、ひざの負担を大きくしています。SHM機能は踵の着地時の衝撃をゴムの弾力で吸収。さらに、その衝撃をスクリューの回転力で分散します。これで、ひざへの負担を効果的に和らげるのです。
Bひざを安定させる「ももの内側の筋肉」を有効活用
歩行時にひざを安定させる役目の「ももの内側の筋肉」を有効に働かせます。ふだんあまり使わないこの筋肉を働かせることで、健康に歩くための身体づくりができます。
詳しい機能の紹介はこちらの「アサヒコーポレーション」ホームページでご覧下さい